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2007年2月12日 (月曜日)

相手があって、あなたがある 寛厚温藉(かんこうおんしゃ)

寛厚温藉(かんこうおんしゃ)と称された大儒者

「腹を立てず」の条文もまた、しばしばそう解釈されろのとは異なり、「忍耐」を教えたものではありません。これを「忍耐」の教えと受け取れば、心の中に生じた怒りの感情を押さえて外に出さないようにといたものになります。しかし、「腹を立てず」の真意は、文字どおり怒りの情を生じさせないとの誓いなのです。

歴史の中に、古賀侗庵(こがとおあん)という徳川幕府の教育機関・昌平校の教授を務めた高名な儒者でした。父の精里はきわめて謹厳な性格で、人材の登用に当ってはが学問より人柄を重視するようなな人でした。それに対して、子の侗庵はいたって穏やかな性格で、おおよそ人前で怒るということのない人だったといわれます。彼の薫陶を受けた学生の一人で、後に幕府の外国奉行を務め、維新後には新聞記者として活躍した栗本鋤雲は、その著「匏庵遺稿」の中で、侗庵のことをこう評しています。

 寛厚温藉、人終に其疾言虚色を見たる者無し

その意味は、人は心が広々として温かく、早口でも言ったり、差し迫ったようすを現したりするのを周りの者は一度もも見たことがない、ということです。

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