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2008年2月23日 (土曜日)

冬の天を跳ねる ウサギ座

冬の空にはオリオン座をはじめとして明るい星が輝く、きらびやかな星座が多いのですが、そんな中で忘れ去られがちな小さな星座がいくつかあります。

その一つが、ウサギ座です。オリオン座の影の隠れて、目立ちにくいのですが、よく見ると中々どうして、立派なウサギ座です。3等星が4つ、4等星が6つあって、これらの星々をつなげていくと、二つの耳を立てたウサギの形になります。

2世紀ごろにプトレマイオスが定めた48星座にも含まれている由緒ある星座です。ウサギ座は、ちょうどオリオン座に踏みつけられている位置、つまりオリオン座の下にあります。狩人であるオリオンは、ウサギを好んで狩をしていたため、この場所で星座にされたようです。

二つの耳立て、狩人・オリオンの足元に輝く

ウサギ座で面白いのは、全天一とされる“真っ赤な”星があることです。ウサギ座R星で、クリムゾン・スターとも呼ばれています。

19世紀にイギリスの天文学者ハインドが発見した、明るさを変える変化星の一種です。約1年2ヶ月で6等星から11等星の間で明るさを変える星です。

ハインドはこの星の赤さを「暗黒の中に滴り落ちた一滴の血」と比喩したそうです。天文学的には炭素星という特殊な星で、炭素を通常よりも多く含んでいるために、通常よりの赤く輝いているのです。

最も暗くなった時が一番赤く見えるのですが、いずれにしろ、肉眼では見えません。この星を眺めるためには、双眼鏡か望遠鏡が必要です。空が透明なこの季節なら、探し出すことさえできれば赤い色を楽しむことができます。

赤い目のウサギを思い起こさせる星であることは確かですが、残念ながら、ウサギの目の位置にはありません。

ウサギ座はオリオン座が南の空高く上ったころ、その足元を探すとすぐ見つかりますので、ぜひ探してみてください。

近くにおおいぬ座・はと座も見つかるといいですね

                   

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